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えりかです。
皆さん、タイミングベルトとタイミングチェーンってご存知ですか?
私は最初、この二つの違いを上手く説明できませんでした。
もし、ご存知でしたら、その交換時期もお分かりでしょうか?
実はこの二つとも、車にとって、とても大事なものなんです!
あなたの愛車を今後も大切にしていただく為に、
ここでは、タイミングベルト/タイミングチェーンの働きと、その交換時期について詳しくお話しますね!
タップできる【目次】
プジョー508はタイミングチェーンだから交換不要なの?
それは心配だね! 私、タイミングチェーンって交換不要だと思っていた。 えりか、少しはタイミングチェーンについて知っているの? ちょっと伯父さんの受け売りで言ってみた♪ 伯父さんが以前に 「プジョー508はタイミングベルトじゃなくて、タイミングチェーンだから、交換不要なんだよね~」 って言ってたの。 それじゃあ、伯父さんに言わなきゃ。 そうした方がいいよ。 それじゃあ、えりかにタイミングベルトとタイミングチェーンについて の順で詳しく説明していくよ! カムシャフトは断面が卵型のカムが取り付けられた回転軸のことだよ。 その二つを繋げているのがタイミングベルト、もしくはタイミングチェーン。 後でもっと分かり易く説明するよ。 つまり…タイミングベルトとタイミングチェーンは、二つとも同じ働きをしているって事ね? なんか難しそうだけど…その話が必要なの? タイミングベルト/タイミングチェーンの重要性を分かって欲しいからね! 分かり易く教えてね! まず、スペックに良くある直列4気筒エンジンの話。 4サイクルエンジンの場合は 「吸気→圧縮→燃焼→排気」 という4行程を繰り返してエンジンを駆動させているんだ。 そして、ドライブシャフトがその力を駆動輪に伝えて車が走る、という仕組みだよ。 その時、クランクシャフトが2回転に対し、カムシャフトは1回転するんだよね。 でも、もし、その二つの位置関係が壊れたらエンジンは停まってしまうわけなんだ。 ベルトが劣化して切れたり、コマ飛びが起きたりすると当然、タイミングが狂ってくるよね。 ひょっとしてタイミングベルト/タイミングチェーンって名前はそこから来ているの? タイミングベルト/タイミングチェーンはエンジンの点火(イグニッション)やバルブの開閉などのタイミングを担っているものだからね! 納得♪ 車を走らせる為に、それだけ重要なものだって事ね! 時代を遡ること、15世紀。 イタリアのルネサンス期代表の芸術家、科学者・発明家でもあるレオナルド・ダ・ヴィンチが、世界初チェーンの構想と思われるスケッチを残しています。 1832年フランスのメデュール・ガルが伝動用チェーンを開発し実用化。 1897年に機械技術者で発明家のルドルフ・ディーゼルがOHCディーゼルエンジンを開発。 4サイクルレシプロエンジンの給排気機構の1つ。頭上カム軸方式のこと。 OHCのカムシャフトの駆動にはベベルギアやギアトレインが使用されていました。 これは量産車には不向きで、騒音の問題がありました。 傘型の歯車を合わせることによって、回転軸の方向を変える 数枚の歯車を同一面上に一列に並べたもので、動力を伝達する方式のひとつ 1903年にアメリカの発明家ライト兄弟が、ローラーチェーン駆動の「ライト・フライヤー号」で動力飛行を達成しました。 1945年にアメリカのユニロイヤル社のリチャードケースがコグベルト(歯付ベルト)を発明しましたが、1950年代まではOHVエンジンが市場で主流だった為、普及はしませんでした。 バルブ機構をシリンダーヘッド上に備えた形式のこと。 コグベルト(歯付きベルト)が量産車として初めて導入されたのは1962年で、ドイツ発売の小型乗用車「グラース1004S」直列4気筒1000 cc・SOHCエンジンでした。 1970年代から2000年頃まで、タイミングベルトはSOHC・DOHCのカムシャフト駆動の中心的存在だったのです。 レシプロエンジンで給排気弁を持つタイプの弁駆動メカニズム配置形態の一種。 1本のカムシャフトがピストン頭上にある形態。 その後、耐久性の問題と、エンジン小型化・スリム化に不向きな点から、タイミングベルトの人気は徐々に下火になっていきました。 けれども、1980年代以降、高性能なタイミングベルトが登場すると、今度はコストや静粛性等が劣るタイミングチェーンの需要が減り始めるのです。 1990年代以降、エンジンの小型化とメンテナンスフリー化の推進で、一部の機種から低騒音で格段に細いタイミングチェーンの採用が開始され、タイミングチェーンは採用機種を拡大しました。 2000年代以降はチェーンのコマとローラー小型化などの改良により、騒音の大幅低減、抵抗の減少、軸方向の小寸法、耐久性でベルトより優位なことから、依然コスト高ではあるものの、再びタイミングチェーンが主流になりました。 そして、2007年では世界生産された自動車の約50%がタイミングチェーンを採用するまでになっています。 って事ね。 そして、その先の1970年代はタイミングベルトが主流になったけど、徐々に性能に疑問が持たれて始めて、需要が減っていったんだ。 でも、タイミングチェーンはタイミングチェーンで、1990年以降に様々な改良がなされたから、現在は再び主流になっているんだよね。 使わせて貰う側としては、本当にありがたい事だね! つまり、安くて軽くて静かって事でしょ? 仰る通り。 耐久性が低いの? それは、なんだか不安ね。 そうしたら、どうなるの? バルブステム曲がりっていう致命的な損傷が起きる可能性があるからね。 ステムは傘部、カム、バルブスプリングの力を受ける端部との間の軸。 かなり深刻なものだね。 だからこそ上記の項目に「定期交換が必要」とあるんだよ。 面倒でも定期交換すれば、そういった問題が起きるのを避ける事ができるわけよね? 指定距離ごとの定期交換が必要なんだ。 一般的には10年または10万km前後が目安となっているよ。 それさえ守れば大丈夫なのね? 出力やトルクが増大されたエンジンや、スポーツ走行などで負担をかけている場合、その限りじゃないね。 軽自動車の場合も早い交換が必要だよ。 どうして? だからパワーを出す為には、エンジンの回転数を上げなければならないんだ。 と、言う事は… ほめられちゃった♪ ところで「サイズが大きい」っていうのは、何かに影響するの? 横置きエンジン式前輪駆動の車なんかだと、エンジンの全長を短くする必要があるから、 小サイズは利点になるよ。 ドライブシャフトも左右同様の長さにしやすい為、FFや4WDでも加減速時にハンドルが取られにくい。 運動性能重視の車に向く。 ただし、室内空間は広く取れない可能性が高い。 FR車、大型車や高級車に適する。 実用性重視の小型FF車などに向く。 縦置きと比較してパワートレインの横幅が長くなる為、多気筒の大型エンジンには適さない。 更にハンドルの切れに影響し小回りも多少劣る。 FF車、小型車に適する。 エンジン、クラッチ、トランスミッション(変速機)、プロペラシャフトなどを含む動力伝達装置。駆動装置とも呼ぶ。 それじゃあ、ここでタイミングチェーンの話に移るよ。 今度はタイミングベルトと反対ね! メンテナンスフリーなんだ! ・・・あれ? 最初に、ここあちゃんが言っていた「調整か交換が必要」って話と矛盾している気がするんだけど。 じゃあ、詳しく説明する為に、このタイミングチェーンについては、同時にデメリットも最初に見て欲しいんだ。 こっちもタイミングベルトと逆になっている! ここで注目して欲しいのは「潤滑要」だよ。 タイミングチェーンは金属だから、スムーズに動かす為には潤滑油が必要なんだ。 でも、そこには但し書きが入ってくるんだよね。 基本的にはタイミングチェーンは金属だから当然、タイミングベルトと比較すると「伸びにくい」性質だけど、実際は「伸びる可能性もある」んだよね。 カムの位置がズレて、エンジンの始動や加速にも悪影響が出て、燃費効率も悪化、最終的にはエンジン故障にも繋がるんだ。 でも、もしかすると伯父さんの場合はオイル交換のせいじゃなく、スポーツ走行が原因かも。 結構、走りを楽しんじゃうタイプだから。 もちろん、それも考えられるね。 ただ、この最後の項目「スポーツ走行を多用する」については、タイミングチェーンに限った事ではなく、タイミングベルトにおいても悪影響をもたらすんだよ。 つまり、楽しく車に乗る為には、どんな場合も必要なメンテナンスをするべきだって事ね! でも、これはあくまでベルトと比較した場合の話になるんだけど。 歴史のところでも触れたように、タイミングチェーンも随分改良されて、騒音を軽減したサイレントチェーンも登場しているから、日進月歩で改善されつつあるんだ。 もう一つ聞いてもいい? 高額って部分は、どうしても見過ごせないなぁ。 現在、異音がするって事は正常ではないわけだから、ディーラーなどで原因を調べてもらって対処した方がいいと思うよ。 ところで、問題が発生していない場合のタイミングチェーンは実際、どのくらいもつの? それは短い! 尚更、エンジンオイルの交換は怠らないようにして、長持ちさせたいわね! クランクシャフトを挟み対のピストンが向かい合うように作動するエンジンのこと。 振動を軽減でき、低重心で室内空間を広くできるとされる。 例えばフェラーリの場合、エンジンを下ろさずにタイミングベルトの交換ができないから、まずエンジンを下ろす費用として20万円前後。 同時交換のパーツも含めると、全部で30万円は見ておかないとダメなんだ。 前もって準備しておかなきゃダメね。 恐らくフェラーリのオーナーだったら、ハナからそんな心配は無用だと思うけどね♪ それもそうね。 例えば、どんなものがあるの? エンジン熱で高温になったクーラント(冷却液)はラジエーターで冷却され、エンジンへと戻る。 タイミングベルトやファンベルトで駆動し、クーラントを循環させる働きをするもの。 その時期が多少前後したとしても、その都度、エンジンを開けて交換すれば、それだけ工賃もかかってしまうからね。 同時に行うのが結果的には割安になるって事だね♪ それじゃあ、タイミングチェーンの取り換え費用は、どのくらいなの? やっぱり、そのくらいはかかるわけね。 元々、タイミングチェーンは廃車まで交換する前提のパーツではないから、パーツ代金や交換費用が割高になっているんだよね。 やっぱりエンジンオイルの交換は必須って感じね! プジョー508はそれよりも、さらに高くなるの? 15~25万円くらい見ておけば安心かもね。 勿論、どうしても費用を抑えたいと考えるなら、ディーラー以外に依頼するのもアリだけど、そこは自己判断になっちゃうかな。 プジョーについて誰よりも詳しくて、技術面でも一番安心できるのは、ディーラーをおいて他にはないものね。 もし、整備工場や車用品専門店などに依頼する場合は、それより低く見積もればいいって事だね。 車をあまり走らせないとしても、エンジンオイルそのものが劣化していくから、オイル交換は怠らない事が重要だよ。 気をつけます♪ 伯父さんにとって車とは、単なる移動の手段ではなくて、生きがいなのかも♪ だから、愛車の不具合に、かなりショックを受けているみたい。 プジョー508は確かに、魅力的な車だものね。 私もあの車が持つ輝きには惹きつけられるもの♪ …あっ、今スマホで調べたら出てきた!ここあちゃん見てみて! プジョー508の初代は日本国内では2011年7月に、セダンとSW(ワゴン)共にガソリン1.6L+6ATが発売された。 そして、2代目は日本国内では2018年11月にサルーンの「ファーストエディション」が先行投入されて、2019年6月にSWの導入を開始。 GT LineとAllure(アリュール)には、1.6L PureTechガソリンターボ&EAT8が、 ご存知プジョーはフランス車だよね。 フランスと言えば農業大国だから、車は舗装されていない道路を走る事も多いんだ。 つまり、高出力エンジンが求められるお国柄なんだよね。 見た目のかっこ良さだけじゃなく、車の構造自体がタフで、乗り心地も重視されているって事なのね! そして、忘れてはならないのは、プジョーは1882年に創業した世界最古の自動車メーカーだって事だよ! それってホントにホントの話⁉︎ 日本で人気の外車といえば、ドイツ車やイタリア車が挙がるけど、実はフランスは自動車発祥の地なんだ。 だから自動車の元祖とも言えるね♪ そんな事を聞くと、なおさらプジョーが素敵に見えて来る感じ♪ 猫足ってやつでしょ? プジョーの詳しい魅力についてはこちら ぐらつきのない、滑らかで路面に吸い付くような走りは、プジョーの大きな魅力の一つだね! 伯父さんはプジョーのエクステリアにも惚れ込んでいるみたい♪ 尖った主張じゃないところが、かえってフランス車っぽいとも言えるかも。 私もそう願っている♪ いかがでしたでしょうか。 タイミングベルトとタイミングチェーンの働き、その違い、交換時期、費用など、お分かりいただけたと思います。 これらの事をご参考にされて、より良いドライビング・ライフを楽しんでいただけると嬉しいです。プジョー508タイミングベルト/タイミングチェーンとは?
タイミングベルト/タイミングチェーンの働き
言い換えればクランクシャフトとカムシャフトを連動させる為に、タイミングベルト/タイミングチェーンが必要って事だね。タイミングベルトとタイミングチェーンの違いとは?
タイミングベルト/タイミングチェーンの歴史
タイミングベルト/タイミングチェーンの特徴とは?
タイミングベルト/タイミングチェーン取り換え費用は?
タイミングチェーンを長持ちさせる為には?
プジョー508はタイミングチェーン採用の頼れる車?
GT BlueHDiには、2.0L BlueHDiクリーンディーゼル&EAT8が搭載されている。プジョー508タイミングベルトとは?チェーン交換時期は?のまとめ
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プジョー508に乗っている伯父さんが言っていたんだけど、最近、エンジンから妙な音がするんだって。