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ジープ・ラングラーについて、みなさんはご存じでしょうか?
「この記事を見に来てるんだから、野暮なこと聞くな!」とおっしゃるかもしれません。
ですが、あえて言わせてください!
ジープブランドのラングラーは、時代に流されない角張ったフォルム、どんなオフロードも走破する力強さ、屋根を取り外すことで得られる圧倒的解放感、今ではさらに性能も向上し、魅力あふれる車種です。
これらの魅力は、日本人も惹きつけるようです。
事実、日本は北米に次ぐ販売台数を誇っており、2019年には国内販売台数が約5,000台に上りました。
そこで今回は、ジープ・ラングラー「Jeep Wranglar」の魅力と各モデルの価格について、解説したいと思います。
最後までお付き合いいただけると、幸いです。
え…
え?ここあちゃん?
だれに向かって話してるの?
タップできる【目次】
ジープ・ラングラー「Jeep Wrangler」という車
ラングラーは、1987年からジープブランドとして販売されている本格クロスカントリーカーです。
初代のYJ、2代目のTJ、3代目のJKと続き、現在は4代目のJLとなっています。
4代目のラングラーJLは、2018年10月から販売が開始され、2019年には国内で約5,000台を売り上げる人気車種の1つです。
みなさんも、公道で走るラングラーを見かけたことがあるのではないでしょうか。
ジープ・ラングラー「Jeep Wrangler」の魅力
ラングラーは、多くの魅力を持つ車種です。
その魅力について解説していきます。
モダンに進化させた伝統的な外装
|
伝統的なフォルムを継承しつつも、空気抵抗の低減による静寂性やアルミボディで軽量化したことによる燃費性能向上を実現した外装となっています。
運転を快適にする上質な内装
|
広い車内で屋根を全開にしたときの開放感は、オープンカー以上ともいえるでしょう。
そして、屋根を開けているときに雨にも耐えられる、防水対策が施されたエンジンスタートボタンやスピーカーといった内装設計。
さらに、冷えても指先まで暖めてくれるステアリングホイール(ハンドル)も魅力的です。
進化しても揺るがない力強さ
|
燃費性能を向上させ、さらに本領発揮するオフロードでは、「電子制御式フロントスウェイ バーディスコネクトシステム」によりフロントタイヤの駆動範囲を広げ、接地性を高めることで、どんな場所でも走破できる力強さが感じられます。
先進テクノロジーを活かした安全性能
|
先端のテクノロジーを活かし、様々な安全性能が搭載されています。
すごい!かっこいいね♪
ご覧いただいたように、ラングラーの魅力は、伝統的なものであったり、先端テクノロジーを活かしたものであったりします。
これらの魅力が多くの日本人を惹きつけているのですね。
やっぱり、私は無視なの?!
ジープ・ラングラー「Jeep Wrangler」の価格
それぞれの仕様と価格を次の通りです。
寸法・重量 | ||||
モデル | 全長 | 全幅 | 全高 | 車体重量 |
スポーツ | 4,320mm | 1,895mm | 1,825mm | 1,830kg |
アンリミテッドスポーツ | 4,870mm | 1,840mm | 1,970kg | |
アンリミテッドサハラ3.6L | 1,980kg | |||
アンリミテッドサハラ2.0L | 1,845mm | 1,950kg | ||
アンリミテッドルビコン | 1,850mm | 2,050kg |
エンジン・性能・価格 | ||||
モデル | 排気量 | 燃料 | 燃費 | 車体価格(税込) |
スポーツ | 3,604cc | レギュラー | 9.6km/L | ¥4,900,000 |
アンリミテッドスポーツ | 9.2km/L | ¥5,110,000 | ||
アンリミテッドサハラ3.6L | ¥5,760,000 | |||
アンリミテッドサハラ2.0L | 1,995cc | 11.5km/L | ¥5,900,000 | |
アンリミテッドルビコン | 3,604cc | 9.0km/L | ¥6,120,000 |
購入するときに掛かる費用は、車体価格以外に「法定費用」と「代行費用」があります。
諸費用について、例を示し解説していきます。
例:ラングラー アンリミテッドスポーツ を購入した場合
以下条件の場合、¥5,371,230 掛かる計算となります。
車体価格と比較すると、¥250,000程度追加される計算ですね。
費用の内訳についての詳細は、後の方で解説していますので、そちらもご覧ください。
【購入するときの条件】
|
費用内訳 | ||
項目 | 価格 | |
車体+カーオプション ※カーオプションは購入なしと想定 | ¥5,110,000(税抜:¥4,645,455) | |
法定費用 | 消費税 | 車体価格に含める |
自動車税 ※6月購入を想定 | ¥49,100 | |
自動車重量税 ※次回車検までの3年を想定 | ¥49,200 | |
環境性能割 | ¥92,000 | |
自賠責保険 ※次回車検までの36か月を想定 | ¥35,950 | |
リサイクル料金 ※売却や下取り車両なしと想定 | ¥0 | |
代行費用 | 車両登録代行費用 ※設定値 | ¥10,000 |
車庫証明書代行費用 ※設定値 | ¥20,000 | |
納車費用 ※設定値 | ¥5,000 | |
洗車・クリーニング費用 | ― | |
保証サービス | ¥0 | |
希望ナンバー代行費用 | ¥0 | |
合計 | ¥5,371,230 |
以上が、購入のときにかかる費用だよ。
…えりか。
やっと、私に話しかけてくれた!
ごめん。ちょっと、CPUが熱くなっちゃった…
良かったら、続きを聞いてくれる?
…いいよ。ちゃんと説明してね。
ありがとう、えりか。
じゃあ、それぞれの費用について、触れていくね。
まずは、法定費用。
- 消費税
2020年5月現在は、10%です。
- 自動車税
条件から求めた値は、¥49,100です。
排気量により決まる金額です。
また、月割でも決まるので、購入月によって違います。
中古車の場合、初度登録年月(年式)が2019年9月以前の車があり、金額が違うので、注意が必要です。
例:初度登録年月(年式)が平成31年(2019年4月)で、購入年月が令和2年(2020年6月)の場合、2年の¥49,800
排気量 | 1501~2000cc | 3501~4000cc | ||
購入月 | 2019年9月以前 | 2019年10月以降 | 2019年9月以前 | 2019年10月以降 |
4月 | 36,200 | 33,000 | 60,900 | 60,000 |
5月 | 32,900 | 30,000 | 55,400 | 54,500 |
6月 | 29,600 | 27,000 | 49,800 | 49,100 |
7月 | 26,300 | 24,000 | 44,300 | 43,600 |
8月 | 23,000 | 21,000 | 38,700 | 38,200 |
9月 | 19,700 | 18,000 | 33,200 | 32,700 |
10月 | 16,400 | 15,000 | 27,700 | 27,200 |
11月 | 13,100 | 12,000 | 22,100 | 21,800 |
12月 | 9,800 | 9,000 | 16,600 | 16,300 |
1月 | 6,500 | 6,000 | 11,000 | 10,900 |
2月 | 3,200 | 3,000 | 5,500 | 5,400 |
3月 | 39,500 | 36,000 | 66,500 | 65,500 |
- 自動車重量税
条件から求めた値は、¥49,200です。
車体重量により決まる金額で、次の車検まで、年単位で決まっています。
中古車の場合、次の車検までの期間になりますので、金額が変わります。
例:初度登録年月(年式)が平成31年(2019年4月)で、購入年月が令和2年(2020年6月)の場合、2年の¥32,800
車検期間 | 1.5~2.0t |
1年 | 16,400 |
2年 | 32,800 |
3年 | 49,200 |
- 環境性能割
条件から求めた値は、¥92,000(¥92,909=¥4,645,455×2%)です。
2019年10月の消費税増税により、「自動車取得税」の代わりに導入された税です。
エコカーに認定されると、税率が非課税、あるいは低くなるのが特徴です。
ラングラーはエコカー対象車ではないため、車体とカーオプションを合わせた、税抜きの価格に税率3%をかけることで求められます。(¥1,000未満は切り捨て)
ただし、2021年の3月末までという期間限定ですが、1%減税されますので、2020年6月購入の場合は税率が2%になります。
中古車の場合、新車価格に残価率をかけた価格に課税されます。
例:初度登録年月(年式)が平成31年(2019年4月)で、購入年月が令和2年(2020年6月)の場合、¥52,000(¥92,122=¥4,645,455×0.561×2%)
自家用の普通・小型自動車の残価率 | ||||||
経過年数 | 1年 | 1.5年 | 2年 | 2.5年 | 3年 | 3.5年 |
残価率 | 0.681 | 0.561 | 0.464 | 0.382 | 0.316 | 0.261 |
経過年数 | 4年 | 4.5年 | 5年 | 5.5年 | 6年 | |
残価率 | 0.215 | 0.177 | 0.146 | 0.121 | 0.1 |
- 自賠責保険
条件から求めた値は、¥35,950です。
国土交通省の「詳しい保険料(共済掛金)についてはこちら」で、詳細を確認できますので、詳しく確認されたい方をそちらをご確認ください。
今回は、「自家用乗用自動車」の「36か月契約」を参考にしています。
中古車の場合、次の車検までの月数の金額になります。。
例:初度登録年月が平成31年(2019年4月)で、購入年月が令和2年(2020年6月)の場合、次の車検まで22か月の¥24,110
- リサイクル料金
条件から求めた値は、¥0です。
処分したい車があるときに、支払う金額です。
車種により金額は違いますが、「自動車リサイクルシステム」で確認できますので、必要があれば確認してみてください。
いっぱいあるのね。
頭が混乱しそう…
あとは、代行費用だよ。
代行費用は、自分でも対応が取れるものがほとんどになるよ!
ただ、確実な手続きをするんだったら、代行をお願いしたほうがいいかもね。
えりか、もう少しだけ付き合ってちょうだい。
うん、大丈夫!あと少しだね!
- 車両登録代行費
条件から¥10,000と設定しました。
検査登録、ナンバー取得を代行してもらうのに掛かる金額です。
購入する場所によって、金額が違いますが、¥10,000~¥30,000と言われています。
代行ではなく、自分で行う場合は、¥3,000となります。
- 車庫証明書代行費
条件から¥20,000と設定しました。
車の保管場所の届け出を代行してもらうのに掛かる金額です。
購入する場所によって、金額が違いますが、約¥20,000と言われています。
代行ではなく、自分で行う場合は、申請手数料の¥2,100と交付手数料の¥500となります。
- 納車費用
条件から¥5,000と設定しました。
購入する場所によって、金額が違いますが、納車するために、車を運んだ距離でも違い、金額に幅があります。
金額は¥5,000~¥30,000と言われています。
自分で取りにいくことが可能な販売店もありますので、確認してみてもいいかもしれません。
そのときの金額は、もちろん¥0です。
- 洗車・クリーニング費用
中古車を購入するときに、掛かる金額です。
今回は該当しません。
中古車の場合は、¥50,000以下と言われていますが、防水加工などを行うと金額が追加されます。
- 保証サービス
条件から求めた値は、¥0です。
ラングラーを新車で購入すると、「3年間のメーカー保証」と「3年間のロードサービス」が無料で受けられます。
他のサービスとして、有償ですが、点検を2回無料で行ってもらえる「メンテナンスサポート(¥114,000)」やタイヤを2年間保証する「タイヤケア(¥90,000)」があります。
- 希望ナンバー代行費用
条件から求めた値は、¥0です。
希望するナンバーの取得を代行してもらう金額です。
代行をお願いした場合、¥10,000程度と言われています。
自分で取得する場合は、¥5,000程度掛かります。
諸費用っていっぱいあるんだね…
そうだね。
そして今回の条件だと、車体価格から¥250,000程度加えた価格になるね。
ちなみに、アンリミテッドルビコンを選んで、カーオプションをつける場合だと、2万円程度差が出そうだよ。
たまには、ここあちゃんが話したいことを聞くのもいいね。
熱くならなければね…
CPUが熱くなっちゃって、つい…
最初から熱かったみたいだけど!
ごめん…
伝統継承!ジープ ラングラーの魅力や価格を徹底解説!! -まとめ-
ラングラーの魅力と価格についてまとめます。
|
仕様についてはこちらをご覧ください。
モデル | 車体価格(税込) |
スポーツ | ¥4,900,000 |
アンリミテッドスポーツ | ¥5,110,000 |
アンリミテッドサハラ3.6L | ¥5,760,000 |
アンリミテッドサハラ2.0L | ¥5,900,000 |
アンリミテッドルビコン | ¥6,120,000 |
他にも、ラングラーについて書かれた記事「ジープラングラーの人気色は?ボディーカラー全色を画像で紹介!」「迫力のジープラングラー!メリット・デメリットを教えます!」もありますので、そちらもご覧いただくことをお勧めします。
また、ジープのコンパス、トヨタのハリアー、マツダのcx-5など様々な車種についての記事もありますので、よろしければ、他の車種についてもご覧ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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