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ところでアイサイトに社外品のドライブレコーダーは取り付けできないって聞いたことあるんだけど、ホント？
ただ社外品でもアイサイトに取り付けできるドライブレコーダーもあるんだよ。
ここあちゃん、詳しく教えてよ！
アイサイトのことも含めて説明するね！
- アイサイトって何？
- アイサイトに社外品のドライブレコーダーは取り付けできる？
- 社外品のドライブレコーダーを取り付けてアイサイトに影響はない？
- アイサイトに社外品のドライブレコーダーを取り付けるときの注意点は？
アイサイトに社外品のドライブレコーダーが取り付けできるのか、お困りではありませんか？
この記事ではアイサイトの特徴や社外品のドライブレコーダーの取り付けに関して解説していきます。
アイサイト搭載車に社外品のドライブレコーダーを取り付けたいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
タップできる【目次】
アイサイトとは？
引用：SUBARU公式HPより
アイサイトは、SUBARUが「死亡交通事故ゼロ」を目指して開発した運転支援システムです。
2004年から開発がスタートして2008年に世界で初めてステレオカメラだけで「衝突被害軽減ブレーキ」や「全車速追従機能付きクルーズコントロール」を実現しました。
障害物にぶつからず自動ブレーキで停車する、あの衝撃的なCMは記憶にあるでしょうか？
「ぶつからない車」のキャッチフレーズで自動ブレーキの性能を印象付けてくれました。
今や標準装備が当たり前となりつつある「衝突被害軽減ブレーキ」や「全車速追従機能付きクルーズコントロール」も、アイサイトが先駆けとなったことは間違いないでしょう。
ちなみに「衝突被害軽減ブレーキ」は2021年11月から国産新型車に義務化されています。
ここで予防安全の先駆者、アイサイトの特徴2つと効果についてすこし触れておきましょう。
アイサイトの特徴①
アイサイトの特徴のひとつは5つの技術。
アイサイトの5つの技術とは、
- ぶつからない技術：自動ブレーキ
- ついていく技術：オートクルーズコントロール
- はみ出さない技術：アクティブブレーキ
- 飛び出さない技術：アクセル踏み間違い抑止機能
- 注意してくれる技術：警報・お知らせ機能
ですが、とくに自動ブレーキはアイサイトを象徴する技術といっても過言ではないでしょう。
アクセル踏み間違い抑止機能も、不用意な事故を減らすためにとても効果を発揮しています。
上記5つの技術は事故を減らす技術であることはもちろん、ドライバーの疲労を軽減する技術でもありますね。
アイサイトの特徴②
上記5つの技術を実現するために装備されているのがアイサイトの特徴のふたつめ、ステレオカメラです。
ステレオカメラは「人間の目」と同じように歩行者や車などを立体的に認識することができます。
そのおかげで歩行者の飛び出しや他車との距離など動体検知能力に優れています。
そして前走車のブレーキランプや信号の色など色識別も得意。
反面、濃霧や逆光など天候の変化に左右されやすい弱さがあります。
他メーカーの運転支援システムは、天候の変化に影響されにくく遠方の対象物の認知能力が高いミリ波レーダーなどをメインとしています。
カメラとレーダーそれぞれのメリット・デメリットは下記のとおりです。
| メリット | デメリット | |
| カメラ | 歩行者の飛び出しなど動体検知能力に優れる | 濃霧や逆光など天候の変化に弱い |
| レーダー | 遠方の認知能力に優れる・天候の変化に強い | 歩行者の飛び出しなど動体検知能力に弱い |
他メーカーは「ミリ波レーダー＋単眼カメラ」などレーダーをメインとして、補助としてカメラを使用しています。
しかしアイサイトはステレオカメラをメインに運転支援システムを実現しているところが、他メーカーと大きく違うところです。
アイサイトの効果
「死亡交通事故ゼロ」を目指して開発されたアイサイトですが、交通事故減少の効果はあったのでしょうか？
アイサイト搭載車の事故発生率は非搭載車よりも
- 追突事故発生率84％減少
- 歩行者事故発生率49％減少
と大幅に改善しています。
20年以上も前からステレオカメラなどを使った運転支援システムを開発してきたSUBARU。
アイサイトを搭載したことで「死亡交通事故ゼロ」に向かっているのは間違いないでしょう。
実際に事故も減ってるし、ばつぐんの効果だよね ♪
やっぱり社外ドライブレコーダーを取り付けるのはダメなんじゃない？
アイサイトに社外ドライブレコーダーは取り付け可能か？
結論から言うと、アイサイトに社外ドライブレコーダーを取り付けることは可能です。
ただし、
- 取り付け可能なドライブレコーダー
- 取り付け可能な場所
を適切に選ばなければいけません。
SUBARUでは純正品のドライブレコーダーを取り付けるよう推奨しています。
SUBARU純正品のドライブレコーダーは何度もテストを繰り返し、アイサイトの安全性が確認されたものを商品化しています。
それに比べて社外ドライブレコーダーは汎用品であり、アイサイト用に製造販売しているわけではありません。
そのためアイサイトが正常に作動することを保証していません。
社外ドライブレコーダーの取り付けに関してはあくまでも自己責任ということになります。
種類が多いからわからないよね。
ひとまずドライブレコーダーの種類から確認してみよう！
ドライブレコーダーの種類
ドライブレコーダーと言ってもいろんな種類があります。
ドライブレコーダーの種類はおおまかに、
- 一体型タイプ
- カメラ・本体分離タイプ
- ルームミラータイプ
の3種類になります。
ただ取り付けるだけならどのタイプでも大丈夫。
しかしアイサイトへの影響がないものを選ばなければいけません。
アイサイトに影響しないドライブレコーダーはどれが良いのでしょうか？
アイサイトにおすすめの社外ドライブレコーダー
アイサイトにおすすめの社外ドライブレコーダーは、
- カメラ・本体分離タイプ
- 電磁ノイズ対策品
の2つの条件がそろったものが良いでしょう。
一体型タイプ・ルームミラータイプは、アイサイトのカメラやハイビームアシスト用のカメラに映りこむ可能性があります。
カメラ・本体分離タイプは小型カメラだけをフロントガラスに取り付けるので、アイサイトのカメラに映りこむこともないでしょう。
3種類の中からアイサイトへの影響を避けられる可能性が高いのはカメラ・本体分離タイプ。
しかし取り付け場所には注意が必要で、禁止エリアを避けて取り付ける必要があります。
そして電磁ノイズの対策がされたドライブレコーダーが良いでしょう。
SUBARU純正のドライブレコーダーは「電磁ノイズ干渉対策済み」と謳っています。
アイサイトの誤作動の原因に電磁ノイズの影響も少なくないということでしょう。
最近の社外ドライブレコーダーの多くは電磁ノイズ対策品になっていますので、パッケージなどをよく見て選ぶようにしましょう。
アイサイトに社外ドライブレコーダーは取り付け可能。
ただしドライブレコーダーのタイプ・取り付け場所に注意が必要。
取り付けは可能でもアイサイトの性能を保証するものではないので、あくまでも自己責任！
じゃあ禁止エリアについて説明するね。
アイサイトの禁止エリアとは？
SUBARUでは、アイサイトの誤作動を防ぐために禁止エリアを設定しています。
禁止エリアには不用意に物を置いたり取り付けないように注意喚起されています。
禁止エリアは車種ごとに設定されていてSUBARU公式ホームページから確認できます。
インプレッサを例に見てみましょう。
引用：スバル公式HPより
引用：スバル公式HPより
おおむねフロントガラスの端から300㎜以内であれば、ドラレコは取り付けできそうです。
禁止エリアに取り付けるとアイサイトのカメラに映り込んだりフロントガラスに反射して映り込んだり、アイサイトの誤作動の原因になりかねません。
車種ごとに禁止エリアを確認して、ドライブレコーダーなどを取り付ける必要がありますね。
アイサイトが誤作動する原因についてちょっと説明するよ。
アイサイトが誤作動する原因は？
引用：スバル公式HPより
アイサイトが誤作動する恐れがあるためSUBARUではホームページや取扱説明書で注意喚起をしています。
SUBARU公式ホームページから抜粋した項目を下記に挙げてみました。
- 車高の変化（タイヤの空気圧など）
- ガラスコーティング
- ワイパーの拭き残し、ガラスの汚れ
- ワイドルームミラー
- カメラレンズ部の指紋や汚れ
- 禁止エリアへの取り付け物
- 悪天候、前方からの強い光
- 車内の温度
上記からも、ちょっとしたことでアイサイトが誤作動する可能性があることがわかります。
アイサイトはあくまでも「運転支援」ですから、ドライバーがまわりの安全を確認しながら運転しなければなりません。
それでもアイサイトに運転支援をしてもらえば安全で快適なことは間違いありません。
安全で快適に車を運転するためにも禁止エリアや上記のことを守りましょう。
アイサイトに社外ドライブレコーダーは危険？アイサイトで失敗しないドラレコ選び！ まとめ
引用：スバル公式HPより
- アイサイトはSUBARUが開発した運転支援システム
- アイサイトに社外ドライブレコーダーは取り付け可能
- おすすめはカメラ・本体分離タイプ＆電磁ノイズ干渉対策品
- 社外ドライブレコーダーの取り付けは禁止エリア外に
- 社外ドライブレコーダーの取り付けは自己責任で！
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