車の全塗装はどのくらいかかる？費用を確認してみた！

大事に車を乗ってたんだけど、だんだん色が褪せてきてみすぼらしくなってきちゃったの！

ここあちゃん、どうしたらいいかな？

大事に乗ってても年数が経ってくるとどうしても色褪せたりしてきちゃうんだよね。

仕方がないといえば、仕方ないけど。

愛着があれば、長く乗っていたいよね。

そうなのよ！

だから、何とかならないかと思って。

そうだね。

塗装をし直すのはどうかな。

金額は高くつくかもしれないけれど、きれいになるよ。

ほんと！？

それならしてみたいけれど金額がわからないとなかなか行動に起こせないわね。

そうだよね。

じゃあ、えりか。金額を教えていくね。

ここあちゃん。願いします！！

全塗装が必要なボディ状態

まずは、全塗装が必要なボディとはどのような状態なのかを確認しましょう。

主に

• 経年劣化による塗装の剥がれ
• 色を変えたい

の２点が挙げられます。

経年劣化による塗装の剝がれ

車の塗装は年月が経つにつれて劣化していくのは避けられません。

経年劣化の主な原因は紫外線による化学変化が大半となっています。

ぶつけたりこすったりしていなくても、10年20年とたつとどうしても新車の時より色褪せてきたり、塗装が剥がれてきます。

部分的に色が変わってきたりするのので、見た目の印象はよくありませんし、サビもでてきてしまいます。

色を変えたい

全塗装が必要な時は、車のボディカラーを変更したいときです。

自分の好きな色にしたいと考えている場合は全塗装が必要になります。

どんなに大事に乗っていても紫外線は避けられないわね。

車にとっても紫外線は大敵なのね。

そうだね。自動車屋に行くとボロボロになっている車があるけど、野外に長期放置されてるから紫外線や雨にさらされているからなんだよ。

塗装も剥げてきちゃうのね。

サビてきちゃうと見た目どうしても古い車だと思っちゃうよね。

でも、この機会にまったく違う色にするのもありだよね。

確かに、考える人はいるだろうね。

全塗装をするメリットとデメリット

全塗装することによってメリットとデメリットがあります。

それぞれどのようなことがあるのか確認していきましょう。

メリット

• 新車みたいになる

塗装が経年劣化してしまって新車購入の時と比べてがっかりしてしまうことがあります。

全塗装することで新車購入時の色合いになります。

• 好きな色にできる

同じ車でも別の車に乗った気持ちを味わえます。

また、購入後に違う色にすればよかったと思う人もいると思いますが、全塗装することで買い替える必要がなくなります。

デメリット

• コストがかかる

全塗装しようとすれば費用がかかってきます。

安くしようと思えば塗装の質が落ちてしまうことがあるということを認識しておきましょう。

• 買取査定が下がる

塗装の質が悪いと査定額に影響が出てきます。

車を売却の時に塗装の質が悪いと耐久性がないと判断されやすく査定額が下がってしまう可能性があります。

そうか、いいことばかりじゃなくて塗装することによって悪く働くこともあるのね。

うん。

どうしても自分に都合のいいところばかりに目が向いてしまうけれど、デメリットもしっかりと確認しておかないといけないよ。

覚えておくわね。

全塗装の価格はどのくらい？

次に全塗装の価格がどれくらいかかるのかを確認していきます。

塗装の種類

塗装にもいろいろな種類があります。

主な塗装としてマリッド塗装、メタリック塗装、パール塗装、マイカ塗装等が挙げられます。

主な塗装のそれぞれの特徴を見ていきましょう。

• ソリッド塗装

単色塗装でムラになりにくいので施工が簡単にできる。

白や黒は施工が難しいので費用が2～3万円ほど高くなる。

• メタリック塗装

ソリッド塗装にアルミニウム粉末が入っていて光が当たると光沢を放つ。

ソリッド塗装より万円前後高くなる。

• パール塗装

パールとは真珠のことで、真珠のような独特な輝きを放つ。

ソリッド塗装より8万円前後高くなります。

• マイカ塗装

ソリッド塗装にマイカ（雲母という鉱石）が含まれている。

表面が剥がれ粒になり、その粒が半透明なのでキラキラ光って見える。

ソリッド塗装より8万円前後高くなります。

実はパール塗装とマイカ塗装はどちらも雲母を使用していて効果は同じなのですが輝き方に違いがあります。

こんな感じで塗装にもいろいろな種類があるんだよ。

そうなんだ。塗装って色の種類があるだけだと思ってたわ。

全塗装にかかる相場

ソリッド塗装でマスキング処理での相場

• 軽自動車　18万円～
• 普通自動車(小型)　20万円～
• 普通自動車(中型)　30万円～
• 普通自動車(大型)　35万円～

車両が大きいと塗装の範囲も広くなるので費用は高くなります。

施工のやり方で費用が変わる

• マスキング処理の場合

値段が安く上がりますが、塗装できないところが出てきます。

また、マスキングテープの境目が盛りあがってしまうことがあります。

• 脱着可能な部品のみを取り外して

脱着時の手間がかかり値段が高額になってきますが、マスキング処理よりもきれいに仕上がります。

取り外すことで部品が壊れてしまうことがあるので、交換費用がかかることがある。

• エンジンやシート等すべて取り外す

エンジンやシートまで外すとさらに値段が高くなりますが、仕上がりは非常にキレイに仕上がります。

下処理を行ってから施工するため、乗っている人が気づいていないキズやへこみがある場合もあるため対応が必要になるため費用がかかってきます。

また、施工できる業者が限られている。

車の全塗装は依頼する施工業者によっても費用が変わってきます。

かなりお金がかかるわね。

全塗装だからね。

自分がどこまで許容できるかにもよるけど、ピンキリだね。

値段はかけただけキレイには仕上がるけど、予算との相談だと思うよ。

そうね。

全塗装にどのくらい時間がかかるの？

全塗装の期間は工程にもよりますが、3週間～1か月ほどとなっています。

この期間は車が使用できなくなるので、この期間どうするかも考えなくてはいけません。

作業が終わるまで貸し出してくれるところもありますが、代車の確認もしっかりと行っておくと良いでしょう。

まとめ

今回のまとめは以下のようになります。

• 全塗装をする状態はどのようなときか
• 塗装するときのメリット・デメリット
• 塗装の種類と価格、施工のやり方による費用の違い
• 全塗装の期間

いい？えりか。

全塗装は高額になるから、費用を抑えようとしてコストが安いところを選んでしまうと、仕上がってきたときに後悔するかもしれないからね。

そうだね、ここちゃん。

値段だけを見るんじゃなくて工程や技術、塗料とかのポイントをしっかりと確認するわ。

いろいろなところで見積もりを取って、自分が納得できるところを見つけてみて。

ここちゃん、ありがとう！

検討してみるわね！

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