新型「ジムニー ノマド」の維持費と燃費の良さを調査!

2025年4月3日、スズキ株式会社から新型「ジムニー ノマド」が発売されました。

発表時点ですでに大注目を集めていた新型のジムニーです。

そのため、予約注文数が予想よりも多く生産量が追い付いていない状況になり、現在受注停止状態になっています。

ジムニー ノマドを生産しているマルチ・スズキ・インディア社は、7月に月間生産台数を3,300台に引き上げると発表しました。

従来よりも2倍以上の生産台数になるので、納車日や予約再開日が予測よりも早まる可能性があります。

そんなジムニー ノマドですが、前シリーズ「ジムニー シエラ」と比べて、ホイールベースが340mm長くなったことにより、安定性が向上し乗り心地が良くなりました。

海外需要から3ドアから5ドアになり後部座席の昇降が可能になったので、ファミリー層にもありがたい仕様になりました。

室内空間とラゲッジスペースが大きく拡大し、快適性・利便性をさらに高めた新型ですが、その維持費も気になりませんか？

新型「ジムニー ノマド」の燃費は？

引用：スズキ株式会社公式HPより

長く愛用していく車の燃費は、長ければ長いほど費用に差が出てくるので特に注目したいポイントです。

というわけで、「ジムニー ノマド」の燃費性能を調査してみました。

燃費と実燃費

スズキ「ジムニー ノマド」公式カタログから参考にしました。

マニュアル車のほうが0.7km/L燃費が良いんだね。

運転によっても変わっていきそうだね。

上記の燃費は車を同一条件で走行させた時の計測値です。

しかし、実際の運転では環境や運転方法によって変動するため、実際には上振れたり下振れたりする可能性があります。

実燃費はおおよそ12～13km/Lが一般的な水準となっています。

オフロードや峠道などの険しい道を想定したジムニーでは、実際には多くの燃費消費が予想されるためです。

燃費に影響する要素

運転方法

急加速や急ブレーキを多用すると、エネルギーを多く消費します。

50km/h～80km/hで走行し、やさしくブレーキを踏むことで負荷を軽減し、燃費を抑えることができます。

走行環境

加速やブレーキを繰り返すのも燃費が悪い運転方法だと前述しました。

そのため、悪路や渋滞、上り坂などが多いことも燃費が悪くなる要因となります。

オフロード走行性能を重視しているノマドでは、険しい道や泥道、雪道などの走行環境も想定した燃費を考慮しておくとよいでしょう。

積載量

荷物や乗車人数が多いほど、重量が上がり燃費にも影響が出ます。

ノマドはラゲッジスペースが大きく拡大し211Lの積載量を誇りますが、なるべく不要なものは載せないようにしましょう。

タイヤの空気圧

適切な状態でないと抵抗が増して走行性能や燃費に影響してしまいます。

事故にも繋がりやすいので、タイヤの空気圧は定期的にチェックしておくと安全性も維持できるので、ぜひチェックする習慣をつけておくことをおすすめします。

外気温やエアコンの使用

冷暖房機能もガソリンのエネルギーを使用しているので、これも影響します。

しかし、酷暑や極寒の気温の中、密閉された空間にいることはとても危険な行為です。

過度な我慢は避けて、無理のない範囲で使用しましょう。

ジムニー ノマドの燃費に影響する要素

ジムニー ノマドの最大の魅力はその悪路走破性と頑丈性にあります。

しかし、その特性ゆえに「燃費が悪い」という評価もあります。

車両の形状が燃費に影響

• ラダーフレーム構造により重量が増し、軽量化が困難
• 四角いボディデザインが空気抵抗を増加
• コンパクトSUVと比較して燃費で不利な要素となる

ホイールベースが長くなったことにより重量も増加し、頑丈性の確保のため軽量化が難しくなっていることが燃費に影響しています。

四角く頑丈性の高いデザインは空気抵抗が増えるため、これも一因となっている可能性があります。

駆動方式とエンジン特性の違い

• パートタイム4WDが悪路性能に貢献する一方で、燃費に不利
• 1.5L自然吸気エンジンは低速トルク重視、効率面では控えめ
• ダウンサイジングターボとの違いが燃費に影響

悪路走破性は抜群に良い反面、燃費性能では軽自動車や他のSUVには劣っています。

設計思想に基づいた燃費性能

燃費が悪いのはオフロード性能や耐久性を優先した結果です。

走行環境次第ではカタログ燃費に近い数値も記録可能になります。

まとめ

• 低速運転を心がける
• 渋滞を避けて、空いた時間に運転する
• オフロード走行を控えめに
• 定期的なタイヤのメンテナンスをする

燃費だけを見ると、とりわけ良い燃費ではありませんが、オフロード走行性能や積載量の大きさ込みで考えると充分な機能を兼ね備えています。

オフロードを楽しみたい方や、よく山道や雪道を利用する方にとってはこれ以上ない相棒となるでしょう。

通勤からアウトドアまで幅広い用途で活躍してくれそう！

自分の使い方に合わせて満足できる選び方をしましょう！

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