プリウスのシフトレバーにあるBってどんな意味?知らずに使うと危険!

ハイブリッドの先駆者であるプリウス。

燃費の良さでも有名ですよね。

プリウスに乗ったことがある方は、このような疑問を持ったことがあるのではないでしょうか？

シフトレバーに、他の車ではあまり見ないBの表記。

知っておかないと、走行するときに非常に危険です。

この記事では、プリウスのシフトレバーの疑問についてお答えしていきます。

プリウスのシフトレバーのBはBackじゃない

シフトレバーの仕様って、車種によって全然違うよね。

初めて乗る車だと戸惑うことも多い。
事前に調べておかないと解決しないなんてことも。

プリウスのシフトレバーか。
走行で重要な部分になるから、必ず知っておいた方がいいわね。

結構多い勘違いが、Bの表記についてだよ。

シフトレバーのBは、ハイブリッド車で時々見られます。

このBをバックだと勘違いする人が、非常に多いというのが事実です。

しかし、そうではありません。

駐車の時にBにシフトレバーを合わせて、アクセルを踏もうものなら大事故につながりかねません。

プリウスのシフトレバーのBはengine BrakeのB

確かにバックのBだと思っちゃうわね。私もついつい間違えてしまうかも。

実は、プリウスのシフトレバーのBはエンジンブレーキを意味するんだ。
じゃあ、これからこのエンジンブレーキについて解説していこう。

シフトレバーBのエンジンブレーキって何？

プリウスのシフトレバーにあるBは簡単に言うと、エンジンの抵抗を利用してかけるブレーキのことです。

アクセルペダルから足を離すと、このエンジンブレーキが働くようになります。

そんなの使わなくても、フットブレーキを使えばいいんじゃない？

確かにフットブレーキでも、車の減速をさせる役割があります。

また、他にもこのような声が聞こえてきそうです。

• じゃあ、Bはいつ使うものなの？
• 使うことでどのような効果がある？

それでは、順番に見ていきましょう。

シフトブレーキのBは長い下り坂の時に使う

平坦な道であれば、フットブレーキだけでも十分対応できます。

しかし、ブレーキをかけ続けるような場面になると、フットブレーキだけでは対処が難しくなります。

代表的な例が、長い下り坂。

特にその下り坂が急な傾斜だと、怖い思いをすることもあります。

こういった場面で、フットブレーキの補助をしてくれるのがエンジンブレーキです。

アクセルペダルから足を離していれば、それだけで車を減速させて坂を下ることができます。

フットブレーキと一緒に、このエンジンブレーキも使えば安心ですね。

そんなことができるのね。知らなかった。

シフトレバーBを使わないで坂を下るとどうなる？

トヨタHPより引用

先ほども例に出した、急で長い下り坂をドライブシフトにした状態で下ると、どんどん車の走るスピードが加速していきます。

こういった場合に、フットブレーキだけで減速しようとするとフェード現象を起こしてしまいます。

ブレーキがかからなくなるのは怖すぎる。

プリウスのシフトレバーにある表記のそれぞれの意味は？

出典元https://carinfo.click/prius/shiftlever-wakarinikui-2

シフトレバーの仕様も車種によって全然違うよね。
改めてみると、プリウスのシフトレバーはこんな感じだよ。
それぞれの表記の意味は以下の通りだ。

B以外は、他の車と同じようね。

バックするときはRだよ。プリウスであっても、これは他の車と同じなんだ。
バックしたい時はBだ！と勘違いしないように気をつけよう。

まとめ・プリウスのシフトレバーにあるBってどんな意味?知らずに使うと危険!

プリウスのシフトレバーBは、バックのこととよく勘違いされますが、エンジンブレーキを意味します。

エンジンブレーキとは、エンジンの抵抗を利用してかけられるブレーキのことで、フットブレーキの補助のような役割があります。

主に長い下り坂で活躍し、ブレーキの故障の原因になるフェード現象が発生するのを防ぎます。

B以外のシフトレバーにある表記に関しては、プリウスと他の車種に違いはありません。

これでプリウスのシフトレバーBの意味が分からず、危険な思いをすることもないですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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