キックスの内装は安っぽい？女性が感じた感想とポイント

近年、コンパクトSUVの人気が急上昇しています。

街乗りもアウトドアもこなせる万能なサイズ感、そして高いアイポイントで運転しやすいのがその理由。

中でも「日産キックス」は、洗練されたデザインと電動パワートレイン「e-POWER」の快適さで、多くの注目を集めている1台です。

しかし、実際に試乗してみて感じたのは、

「あれ？ 内装がちょっと安っぽいかも……」

という素直な印象。

今回は、女性目線で「日産キックスの内装がなぜ安っぽく見えてしまうのか？」という点を3つの観点から正直にレビューします。

そのうえで、キックスならではの魅力についてもあわせてご紹介していきます。

日産キックスとは？

引用：公式HPより

日産キックスとは、日産が販売するコンパクトSUVで、最近では電気自動車のラインナップも追加され

ますます人気の車種として注目を集めております。

日産キックスの内装がなぜ安っぽく見えてしまうのか？

日産キックスの内装がなぜ安っぽく見えるのか？

1. 質感が乏しい樹脂パーツ
2. シートデザインの地味さ
3. インフォテインメント周りの見た目

の３つの観点から解説していきます。

1. 質感が乏しい樹脂パーツ

まず最初に気になったのが、インパネやドアトリムなどの樹脂素材の質感です。

運転席に座ってすぐに目に入るダッシュボード部分は、ツヤのないプラスチックで、触ると少し“ペコペコ”とした感触。

見た目にも少しチープさがあり、「もう少し高級感が欲しいな」と感じてしまいました。

最近は、同じ価格帯のSUVでもソフトパッドやステッチ加工を取り入れるなど、質感にこだわった車種が増えています。

そうした中で、キックスの内装は少し時代遅れに感じてしまうのが正直なところです。

2. シートデザインの地味さ

次に気になったのは、シートのデザインです。

グレードによっては「合皮＋ファブリック」のコンビ仕様となっており、実用性は十分なのですが、全体的にデザインが地味で遊び心に欠ける印象です。

特に、黒を基調としたカラーは男性には好まれるかもしれませんが、女性目線では「もう少し明るくて華やかな色使いが欲しい」と思ってしまいます。

座り心地自体は良好で、長時間の運転でも疲れにくい設計になっていますが、

インテリアとしての「見た目の魅力」も重視したい方には、やや物足りなく感じられるかもしれません。

3. インフォテインメント周りの見た目

最後に気になったのが、センターコンソールのインフォテインメントディスプレイ周辺のデザインです。

ディスプレイのサイズや機能には満足しているのですが、周囲のフレームが太めで、どこか“家電っぽさ”を感じる見た目が少し残念。

物理ボタンの質感や配置もやや古めかしく、「せっかく先進的なe-POWERを搭載しているのに、内装がそれに見合っていない」と感じました。

特に女性は、インテリア全体の統一感やデザイン性に敏感なので、こうした細部の見た目も大切なチェックポイントになります。

デザインに統一性があると高級感がでるし、可愛いと女性に好まれるよね

確かに、好みのデザインだと運転してるときでも気分よく運転できるよね

とはいえ、キックスには“良さ”もたくさんある

ここまで内装のマイナス面を挙げてきましたが、もちろん日産キックスには他のSUVにはない魅力がたくさんあります。

以下の３つをご紹介します。

1. 静かでスムーズな走行性能
2. コンパクトSUVならではのちょうどよさ
3. 安全装備も充実

１.静かでスムーズな走行性能

最大の魅力は、なんといっても日産独自のe-POWERによる滑らかな走行感。

エンジンで発電し、モーターで走るという仕組みは、ハイブリッドとは一線を画す新しいドライブフィールを実現しています。

加速はスムーズで、街中ではほぼ無音に近い感覚。

まるで電気自動車のような乗り心地です。

「子どもを乗せるときに静かな車がいい」

「運転中に音楽や会話を楽しみたい」

そんな女性にはぴったりの一台です。

2.コンパクトSUVならではのちょうどよさ

サイズ感もキックスの大きな魅力。コンパクトSUVとして、都内の狭い道や立体駐車場でも取り回しがしやすく、女性でも安心して運転できます。

視界も高く、運転時の見晴らしが良いのも嬉しいポイント。

さらに、後部座席やラゲッジスペースも十分に確保されており、週末の買い物やアウトドア、小旅行にも対応可能。毎日の通勤から休日のお出かけまで幅広く活躍してくれる存在です。

3.安全装備も充実

プロパイロットをはじめとする先進安全装備が充実しているのも、キックスの魅力のひとつです。

高速道路での運転支援や衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱警報など、忙しい日々の中で安心して運転できる工夫が盛り込まれています。

「自分だけでなく、家族を守るためにも安全性は譲れない」――そう考える女性にとって、これらの装備は非常に心強いポイントになるでしょう。

まとめ：ちょっと惜しいけど、“選びたくなる”SUV

日産キックスの内装は、「もう少し高級感やデザイン性が欲しい」と感じる部分があるのは事実です。

素材の質感、色合い、ディスプレイ周りの見た目など、特に女性目線で見れば“もう一歩”という印象は拭えません。

しかしその一方で、「静かで滑らかな走り」「女性にも扱いやすいサイズ感」「高い安全性能」といった実用面での魅力がしっかりと詰まっているのも事実です。

もしあなたが「実用性は大事。でも見た目にもこだわりたい」と思うなら、キックスは少し“惜しい一台”かもしれません。

でも、「まずは快適で安全に乗れることが第一」と考えるなら、キックスはきっとあなたの期待に応えてくれるはずです。

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