スバリストがナンバー555を選ぶ理由は？秘められし伝説とこだわり

「555」というナンバープレートを掲げたスバルの車が、街中を走っている。

そんな光景を目にした記憶はございませんか？

「ゾロ目で可愛いから？」や「何か魔法がかけられているの？」などと疑問に思いますよね。

実はこのナンバー「555」は、車メーカーである「スバル」のファン（＝スバリスト）にとって、

特別な意味を持つ伝説の数字です。

この記事ではまずナンバー555の由来や、スバリストに愛されている理由を解説。

そして車好きの方にこそ知ってほしい555ナンバーにする際の注意点を、

分かりやすく簡単にご紹介します！

スバリストが選ぶ555ナンバーの由来は？

まずは、スバリストが選ぶ555ナンバーの由来や、ファンにとって特別な理由を解説。

伝説の数字を生み出した大会「WRC」とは

「555」という数字の由来は、たばこのブランド「State Express 555」にあり、

時はスバルがWRCに参戦していた1990年代に遡ります。

WRCとはFIA世界ラリー選手権を指し、FIAが1973年に創設した、

サーキットではなく特殊ステージで競う世界最高峰のラリーシリーズ。

WRC2024　出典：ラリージャパン公式

舗装路や未舗装路、雪上など多様な路面を縦断し、

1〜3分隔てて1台ずつのタイムトライアルを行います。

舞台読みや最速ルートの選択、タイヤ戦略が勝敗を左右する奥深い大会です。

555がスバルを象徴するまで

1990年代、WRCに参戦していたスバルは、

ブランド「State Express 555」とスポンサー契約を結んでいました。

特に有名なのは、1993年から始まったスバル・ワールド・ラリーチーム（SWRT）です。

インプレッサWRXをベースにしたマシンが、

鮮やかなブルーとイエローのカラーリングで「555」ロゴをまとい、

WRCデビュー戦で2位入賞を果たし大活躍。

出典：スバル中四国株式会社

1995年には伝説のラリードライバーであるコリン・マクレーが、

ドライバーズチャンピオンを獲得。

これらをきっかけに、立派な功績がスバルファンの心を鷲掴みにすると同時に、

ビビッドなロゴのナンバーが彼らの脳裏に深く焼き付けられました。

この時代のレジェンダリーな活躍が、ナンバー555がスバルを象徴した大きな要因です。

今ではファンにとって特別な数字

スバルのラリー参戦とともに、555の数字は単なるスポンサー名を超えて、

ファンにとっての誇りや信念を象徴する存在へと変わりました。

特にインプレッサの黄金期に思い入れのあるスバリストたちは、

この数字に強い愛着を抱いています。

Xでも「ナンバー555にしてスバリストのコスプレして乗ってみたい」や

「私も555にしたかったな」などの声が寄せられています。

更に奥には初代レガシィRSのWRCカーが展示されていました✨
今も多くのスバリストが希望ナンバーで選んでいる「555」の元祖ですね😄
私も555にしたかったな…🥺(←抽選ハズレた人 pic.twitter.com/WHcwErAbs2

— あおい@LEVORG (@Aoi_LEVORG) April 27, 2025

青のダッジSRT-4に金ホイ履かせてナンバー555にしてスバリストのコスプレして乗ってみたい pic.twitter.com/KYRDNLpSf4

— 栽培マン (@BOBOERHABE) March 19, 2019

今や555は、スバリストのアイコンとも言えるでしょう。

スバリストがナンバー555を選ぶ理由

出典：スバル中四国株式会社

ここではスバリストがナンバー555を選ぶ理由を、

こだわりやスバル愛をアピールする観点から2つ説明します。

①希望ナンバー制度とファンのこだわりがあるから

1つは背景に希望ナンバー制度がある上で、こだわりが強いからです。

今の日本では、自分の車に対して好きな数字を選択可能。

その中でも「555」は、スバリストにとって特に人気のナンバーです。

敢えてこの番号を選んで、スバルへの愛やラリー文化への敬意を表しています。

スバルの車種も様々でインプレッサやWRX STIはもちろん、レヴォーグやフォレスター、

BRZなどでも555ナンバーを見かけるでしょう。

中には軽自動車やステーションワゴンでも555を付けるオーナーもいるとか。

ナンバー選びの自由さがあるからこそ、555の数字にスバリストの熱量を感じられます。

②さりげない通アピールにぴったりだから

もう1つは、スバル愛をさりげなくアピールできる「通好み」のチョイスだからです。

一見ただのゾロ目に見えるかもしれませんが、

スバリストをはじめ車マニアの方には「おっ、わかってるね！」と一目置かれる存在。

イベントやカーミーティングなどでも話題性があり、

同じスバリストとの共通話題で盛り上がるケースも。

こうしたこだわりあるナンバーを選べば、より深いスバル愛好家の輪が広がります。

スバリストに倣ってナンバー555にする際の注意点

「自分の車も555ナンバーにしたい！」と思ったあなたへ、幾つか注意点をお伝えします。

まず、希望するナンバーについて申請が必要なので、

陸運局やオンライン申請サイトを通じて好きな番号を申し込んでください。

希望番号・図柄ナンバープレート申込サービスはこちらから

ただし、人気の高い番号は抽選対象になっている地域もあり、

当選しないと取得できないケースもあるので注意が必要です。

また、同一地域内では同じ番号の同車種への重複が制限されているため、

早めの申し込みを心がけましょう。

希望ナンバーの取得には、登録手続きから1〜2週間かかるケースもあるので、

スケジュールにも余裕を持った準備が必要です。

まとめ：あなたも555ナンバーでスバリストデビュー？

スバリストたちがこぞって選ぶ「555」というナンバーには、以下の要素が詰まっています。

• WRCでの輝かしい歴史
• スバル車への深い愛情
• ラリー文化へのリスペクト

見た目の可愛さだけでなく、ストーリー性やこだわりがあるからこそ、

今もなお多くのスバリストに愛されて止みません。

愛車に込めた想いをナンバーで表現するのも、

車好きにとってカーライフを楽しむ手段の1つでしょう。

推しのチームやマシンに対するリスペクトを、

毎日のドライブに取り入れられるのは大いに素敵ですよね。

あなたも、555ナンバーでスバリストデビューを果たしませんか？

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